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メロン品種特性

つがりあんメロン品種特性
アムさんメロン
育成経過
アムス、デリシイは、糖度が安定し、豊産性で、貯蔵輸送性があり、ホームメロンとしての多くの条件を満たしているが、果物としての香りは少ない。香りのあるメロンとしは日持ちが悪いのが通常であるが、香りがって、一般流通に必要な日持ちのあるメロンを目標にして育成した品種で、1990年に命名発表した。
育成素材としては、アムス、デリシイ、台湾導入系を使い育成した。品種名「ユウカ」は優香を意味する。
品種特性
成熟期には果皮が緑色から黄褐色に変り、香りを発生するが、この時点から数日間は輸送が可能である。果形はやや腰高で、果重はアムス、デリシイと同等で1.1~1.4kg。
果肉は緑色で極めて厚く、果皮直下まで軟化するので可食部率が高い。肉質は軟質多汁で芳香があり、軟化しても発酵はしない。標準糖度(Brix)16~17%
葉は大きく淡緑色、節間、葉柄は長いが、雌花の着生、低温着果力は高く、みつ蜂交配で安定した着果が得られる。
収穫期が果皮の黄化の程度で決定できるため、熟度のそろった果実を効率よく収穫できる。
成熟期間は九州~関東で50~55日。東北・北海道で47~50日
うどんこ病低抗性
「アムさん」は弘果弘前中央青果の商標登録されたオリジナル品種です。
アーバンデリシャスメロン
育成経過
アムス、デリシイに次ぐ品種として、より栽培適応性が広く、糖度、肉質の安定した耐病性ネットメロンを目標にして育成した品種で、1990年に命名発表した。
育成素材としては、アールス×ロッキーフォードの固定系、アムスの固定系、園研2号(つる割病抵抗性台木用品種)、台湾導入系を使い育成した。品種「タカミ」は貴味を意味する。
品種特性
つる割病(フザリウム)、うどんこ病に低抗生で、生育後半の草勢が安定する。つる枯病(キャンカー)にも強い。
雌花の着生は安定し、低温着果性も高いので、みつ蜂交配で安定した着果が得られる。
ネットの発現期、成熟期の裂果少なく、商品化率が高い。
果形はやや腰高、アムス、デリシイよりやや大果となり、果重は1.2~1.5kg、果皮は濃緑色でデリシイよりやや密にネットが出る。
果肉は緑色で厚く、しまりがよく、発酵しないので、遠距離輸送が可能である。
肉質は収穫時には硬いが徐々に軟化し、収穫後5~10日の間が食べ頃で適食期間が長い。
標準糖度(Brix)15~16%
成熟期間は九州~関東で55~60日。東北・北海道で50日前後
「アーバンデリシャス」は弘果弘前中央青果の商標登録されたオリジナル品種です。
ホームビレンスメロン
育成経過
昭和44年に発表したアイボリーは、白皮緑肉のメロンとしてよくできた果実は外観、品質ともに高い評価を得たが、晩生で雌花の着生、着果が不安定などいくつかの欠点を持っていて、広く普及するには至らなかった。これらの改良を主目的とし、着果が安定し、早生で高糖度、日持ちがよく安定した肉質の白皮メロンとして育成した品種で、昭和61年に命名発表した。
育成素材として、台湾導入系、アイボリー、ホームランスター等を使用して育成した。
品種特性
白皮、緑色、果形はやや腰高で、果重は1.2~1.5kg。
成熟期間 46~50日。
標準糖度(Brix)15~17%
果肉は厚く、皮の近くまで均質、多汁質で滑らかな肉質。
発酵性、胎座のくずれはほとんどなく、室温で15日前後の日持ちがあり、貯蔵、輸送性にすぐれる。
雌花の着生、着果が安定し、ホルモン着果でも品質の低下は少ない。
「ホームビレンス」は弘果弘前中央青果の商標登録されたオリジナル品種です。
アーマイレッド
育成経過
赤肉種は緑肉種に比べ栽培特性、果実品質ともに不安定な品種が多い。果実特性としてはカロチン臭を少なくし、発酵性を除き、貯蔵輸送力を高める等を主な改良点とし、タカミレベルの栽培特性を持った赤肉品種の育成を目標とした。
(アールス秋冬系×つる割病低抗性系統の後代固定系)と{(アムス×デリシイの後代固定系)×(デキシイジャンボ×アールス春系の後代固定系)の後代固定系}のF1で1996年命名発表した。
品種特性
果実は球系、果重は1.2~1.6kg、果皮は灰緑色である。
果肉は橙赤色で高温期にも厚く皮際まで軟化し可食部が多い。肉質は滑らかでカロチン臭は少ない。
皮層部は濃緑色で果肉が軟化しても果皮は硬さを保ち貯蔵輸送性に優れる。
つる割り病とうどんこ病に低抗性で吸肥力は強く高温期の育成も安定している。
雌花の着生、着果は安定していて、春作の這栽培・立栽培、夏、秋作の立栽培にも適応する。
発酵性がなく果肉が安定しているため収穫期・適食期の幅が広い。
収穫後4、5日で果肉が軟化し適食期となるが、その後も急速な果肉の劣変はなく可食期が長い。
標準糖度(Brix)15~16%
一般品種と糖度分布が異なり果肉の中心部の糖度が最も高く、皮際まで甘い。
成熟期間は春作、秋作が55日前後で高温期は50日前後。
「アーマイレッド」は弘果弘前中央青果の商標登録されたオリジナル品種です。
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