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アップルペクチン論文7


13.3. 放射線直接測定に基づく被曝予防の新しい原則

 過去11年間のBELRAD研究所の経験から放射能に汚染された被災地における効果的な被爆予防は、子供にとっては公的に認められている危険被爆線量(i.e. 15~20 Bq/kg)の30%になったら治療介入しなくてはならない。


  1. 極度に汚染されたBelarussian地区で個々人に集積されているCs-137の全身放射線量の直接測定は、10サンプルのミルクと10個のジャガイモに集積しているCs-137の量に基づいて公的に決められた線量であり、過小評価されているために年間の人への被爆線量はそれの約3倍から8倍になる可能性があり、効果的な被爆予防からみて当てにならないことを示している。

  2. 真に汚染された人々の放射被爆線量は全身を直接測定する方法で得られたCs-137被爆線量のデータに基づくべきであることは明らかである。それはまた体内に集積された放射線量を示すものである。このことはChernobylによって影響を受けるBelarusの各地区からの地区特産の実際のサンプルを通じて行われるべきである。

  3. 医学的評価を含めて体内に集積されたCs-137線量の全身的測定を用いることによってのみ原因との相関関係が明らかとなり、体内の病的状態の悪化と人々における体内放射性核種の集積状態が共に明らかになるはずである。この時期においても、Chernobylの汚染地区としてのBelarus、Ukraineと、European Russiaからのみ得られるデータであることを認識すべきである。ここに掲げた資料は被曝予防の計画的推進に誠に大事なものであり、人々を治療し、Belarus地区の最小の被曝の人々をも救うべく意識を持つことのコミュニティを世界的に広めることを説得すべきである。その結果、Chernobylの大災害の次元が理解可能となろう。


13.4. Chernobylの子供達のための国際的な援助が特に効果的であろう場所は

 世界中でChernobylで起きたような核溶解に帰する大災害を長期的に対処できる国はほどんとないといってよい。特に被害の大きかったUkraineやBelarusなどの国々は国際連合や国際的組織から援助の手を差し伸べなくてはいけないし、個人的にも又個々の財団も同様であろう。

 年間を通じてChernobylの子供達が10万人規模で健康を快復すべく他国で治療を受けている。多くの国の医師達が被曝汚染されたChernobyl、この歴史上かってないほどの大災害の被災地においてその影響を最小限にとどめるべく無料奉仕で働いている。

 食品材料のモニターのための長期にわたる経験、また被爆地区に住む住民の身体に蓄積された体内放射性核種のレベルなどそれを基礎資料として、国際的にも国内的にも効果的なプログラムを邁進すべく以下のような提案をさせていただきたい。


  • 体内に集積した放射性核種レベルと関連して、特に子供達にどのような病気があり、その頻度を検討する研究組織

  • 全ての被爆地区に、特に子供達であるが正常な個々の放射線量の分析と計算、これを遂行するためにBelarusは移動実験室を置くことで8名、あるいは12名、15名の増員をする。Belarussian systemと同じく実際に科学的な臨床センターなどを立ち上げ、高放射能集積の集団を個々に定期的に放射線量の分析を行う施設をUkraineとEuropean Russiaに建設したい。

  • 種々のペクチンを基本とした食品と飲用物を、特にりんご、干しぶどう、ぶどう、海草を中心に商品化する。特に被爆地区において避けることのできない食品を摂取せざるを得ない時には個々人の被爆予防の効果的方法として放射性物質の除去に役立つものとして開発する。

  • BELRAD Instututeの経験を利用して、独立した放射能の監視と地域の食品群の放射能のコントロールをする。これらまでの施設を取り替えることなく、既存の公式なシステムに追加する。

  • 予防的監視のために経口摂取用のペクチン含有食品の定期的コースの設定などである。



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