解説
【問1解説】 自己消費、贈り物、もてなしなど商品の使用目的に合わせた購入をしないと、訳あり品を贈って、相手に不快な思いや、失礼にあたる場合がありますのでご注意下さい。 【問2解説】 ご家族に適したサイズを選択しないと、普段りんご一個の皮をむいて家族3人で食べられるのに、一人に対して一個の皮をむくことになり、サイズが違うりんごを購入することで、ロス率も多くなります。ご家庭に、適したサイズをはかりで計って知っておくとお得に買えます。購入する際、何玉~何玉といった幅広い表示には注意が必要です。 【問3解説】 りんご一個がお近くのスーパーマーケットや果物屋さんで98円で買えるものを、送料込みで180円で買っていては、お得とはいえません。ネット上では、市場流通関係者などプロが認めた商材も多くありますので、それを店頭よりお値打ちに買うこともできます。 【問4解説】 うまい、安い、糖度15度以上、赤字覚悟など、多くの過大な表示があります。キズの大きいりんごや、色の薄いりんごなどが安いのは当たり前です。日本の青果業界の認識では、普通の無袋栽培されたりんごより、葉とらず栽培されたりんごは、価格的には安い相場がたっています。又、糖度保証しているショップのりんごは、光センサーにて糖度を測定したりんごのみ保証という表示をしています。保証とは、その数字以下のりんごが商品に入っていないということであり、最高値というわけではありません。りんごの部分糖度を測定して表示している商品は問題があります。りんごの糖度表示はりんご全体をすりおろすか、又は、搾汁した平均値で表示することが、りんご販売業界のルールです。部分糖度を測定して高い糖度表示をする事は容易であり、実際の平均糖度とは異なります。光センサーをかけたりんごは『割ったら、中が腐敗してた!』などの確率が非常に低くなります。ロスのないりんごが欲しい方は、光センサー選別したりんごがおすすめです。 【問5解説】 大手ショッピングサイトのポイントは、販売店から同等の金額が、大手ショッピングサイトにキャッシュバックされるシステムです。同一 価格で商品の価値が同等でポイントがついている商品はお得ですが、商品価値が劣る商品は、お値打ちではありません。ポイントより、商品グレードの見極めが大切です。 【問6解説】 買い物にお出かけになった際、りんごの価格、どの大きさの、どの産地の、どの程度の色のりんごが販売されているかを知っておくと、送料込みで一個単価いくらで買えばお得かわかります。訳あり品やキズのついたりんごは、ネットより店頭で買ったほうが安い場合が多いようです。葉とらずりんごや有機栽培りんごは、ネットより有名量販店、有機コーナーや、生協系ショップの方が、2割ほど安く、同じ商品やグレードの高い商品が買える時がありますので、価格と銘柄、ブランドに気をつけていれば、お得な買い物ができるかもしれません。 【問7解説】 注文してから忘れたころに商品がやってきたり、贈り物として注文していたのに、商品の発送が遅いために相手方から先に贈り物が届いて失敗したことはありませんか?ネット上では、在庫の無い商品を販売したり、出荷態勢を上回る注文をとりすぎたりして発送が追いつかないなど、お客様本位ではなく、ショップの都合で商品を発送するショップもあるようです。必要な時に届く事が大切です。 【問8.9解説】 例えば、大手ショッピングモールでりんごを販売しているショップの中には、産地市場で商人を通じてりんごを仕入れているにも関わらず、『自家栽培』と表示して販売しているショップもあるようです。果樹園でりんごを生産していないのに、ショップ名が『果樹園』など、お客様を誘導販売できれば何でもありのようなショップもありますので、メールか電話確認をされるのが一番です。 【問10解説】 お客様第一主義が第一ですね。 |